35第4章 財団の活動実績とその功績◎実績=これまでに延べ447名に対し、総額7千940万円を交付した。6.海外交流補助金 昭和32年に留学補助金として新設され、その後、昭和58年に海外交流補助金と改称されたもので、海外の研究集会において軽金属に関する研究発表、討議を行う若手研究者に対して交付している。大学院博士後期課程に在学する院生にまで枠を拡大し、より若手の研究者に対しても助成の手を拡げている。◎実績=これまでに延べ306名に対し総額6千180万円を交付した。7.研究試料の提供 昭和36年に新設され、軽金属研究者の便宜を図るため、出来るだけ研究者の要望に沿った研究試料を提供している。◎実績=これまでに総額1千250万円を助成した。8.研究成果の発表 財団が助成した研究の成果を出版刊行あるいは発表会等の方法によって公表するほか、軽金属に関する国際会議やシンポジウム等の研究集会を後援している。A:出版刊行 昭和37年に新設され、教育研究資金・研究補助金の交付を受けた研究者の研究論文を纏めた英文アブストラクト集の刊行や、グループ研究・課題研究・総合的先端研究の報告書の刊行などを行っている。◎実績=これまでに総額1億8千600万円余を助成した。ひとつで、教育機関(大学、短大、高専)や研究機関等に勤務する研究者の優秀な研究に対して現在、一人当たり年間15万円の研究資金を交付している。(交付対象:大学は講師以上、短大・高専は准教授以上)◎実績=60年間で延べ1,361名に対し、総額2億3千540万円を交付した。3.特定研究資金A:課題研究 昭和58年に新設され、平成7年からは隔年募集となっている。研究期間は原則2年、助成金額は1,000万円、但し単年度は500万円以内。◎実績=これまでに22名に対し、総額2億3千2百万円を交付した。(37ページ表-1 参照)B:統合的先端研究 平成19年に新設され、研究期間は原則2年。助成金額は原則1千800万円。但し、1年経過後のヒヤリング結果次第で上乗せ交付することあり。◎実績=これまでに4グループに対し8千380万円を交付した。(38ページ表-2 参照)4.軽金属フォーラム 内容は前章で記載した通り。◎実績=これまでに総額4千650万円を助成した。(39〜40ページ表-3 参照)5.奨学金 昭和31年に新設され、社会・経済情勢の変化により平成7年に募集中止するまで、軽金属界の人材育成のため、軽金属に関係する教育機関に在学する有為の学生に対して、特に必要と認めた場合に学費を支給してきた。(現在 募集中止)
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