公益財団法人 軽金属奨学会 設立60年史
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36ている。 小山田記念賞は当財団の初代理事長小山田裕吉氏(昭和40年死亡)が東洋アルミニウム株式会社の社長として当財団の創立に貢献。以来11年間理事長を勤めるなど軽金属業界に寄与するところ大であったので、その功績を顕彰するために昭和41年に設置された。なおこの事業は、当財団の援助により一般社団法人軽金属学会の事業として運営されている。◎実績=これまでに3千420万円を助成した。B:成果発表会 昭和57年に新設され、課題研究及び総合的先端研究資金の交付対象になった研究者に、研究成果を発表する場を提供している。◎実績=これまでに総額7千440万円を助成した。C:ホームページ上での研究成果発表 研究成果の英文アブストラクトを当会の英語版ホームページに掲載し公表する。◎実績=これまでに総額1千420万円を助成した。D:シンポジウム後援 昭和59年に新設され、軽金属学会主催のシンポジウムや同会主催の国際会議の他、他の学会への後援も内容を検討の上行っている。◎実績=これまでに総額3千450万円を助成した。9.軽金属関係の文献寄贈 昭和47年に新設され、現在49の大学の金属関係教室付属図書館及び大阪大学付属図書館に国内・海外の軽金属関係定期刊行物を寄贈している。 なお、昭和35年から59年までの問、当財団で軽金属関係の海外の定期刊行物を購入・備置し、各大学からの要求に応じて閲覧、コピーの提供を行っていたが、昭和60年に備置していた上記文献を大阪大学付属図書館に寄贈、以後毎年、同館に軽金属関係の海外定期刊行物を寄贈している。◎実績=これまでに両方合わせて総額9千480万円を助成した。10.軽金属研究者の表彰 一般社団法人軽金属学会の「小山田記念賞」の受賞者に賞金および副賞を贈呈する他、軽金属論文賞、同新人賞、軽金属功績賞、軽金属躍進賞、軽金属功労賞、軽金属奨励賞、軽金属女性未来賞の受賞者等、優秀な軽金属研究者に副賞を贈呈し

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