第4回 特別奨学生交流会レポート
最近のトピック
「近況報告 & 悩み、気掛かりなこと」
「近況報告 & 悩み、気掛かりなこと」
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【日時】 2023年11月12日(日)
11:50 ~ 13:00
軽金属学会第145回秋期大会にあわせて実施しました。
当日は軽金属学会での特別奨学生セッションとして6名による研究発表も行われました。 - 【場所】 東京都立大学 南大沢キャンパス
- 【出席者】特別奨学生6名、理事6名、事務局2名
出席者集合写真
既卒業生の参加はありませんでしたが、留学中の奨学生も一時帰国して計6名の現役奨学生にお集まりいただきました。
近況報告を端緒に質問や助言、ひやかしに沸くランチ交流会でした。
- 博士課程に進学するが、先輩はいない。研究室の最年長学生として修士・学部の学生の面倒を見る立場になる。ちょっと不安。
- いろんな学会に所属しているため学会費も悩みの種。でも知らないことを知る良い機会。
博士課程進学時には研究対象を絞っていくつもり。 - 留学して1ヵ月くらいの頃、体調を崩し軽いホームシックにつながった。
2国間の研究・実験手法の違いを実感している。 - 修士・学部の学生の面倒をみながら自身の研究環境を整えて、分析技術を学び、国際学会参加に向けて鋭意努力真っ只中。
- 近々留学予定だが住まいがまだ決まらない。
それでも実りある実験・研究に向けて準備を怠らずに進めることで自身を鼓舞している。 - 博士学生であり、助手でもある。結婚もしたが、自身のキャリア展開や配偶者の人事異動によってはまた別居生活かもしれない。
おいしいお弁当の効果でしょうか。プライベートな悩みなども述べていただきました。
博士課程進学が人生の岐路ともいえる大きな決断であることを思い知らされます。
同年代の仲間として諸問題を共有し、違った見方、考え方に耳を傾け、アドバイスし合う様子が見られました。
また、先輩研究者であり、人生の大先輩である理事先生から披露いただいた経験談は、
若い奨学生にとって秋の夜空に見つけた星のように今後の道標ともなるのではないでしょうか。
次回は軽金属学会春期大会にあわせて実施します。元気な姿で再会しましょう。