統合的先端研究
2023年度 「統合的先端研究」 応募要領
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本事業の概要と目的
21世紀における最重要素材のひとつである軽金属の学術研究を奨励し、軽金属工業の分野を持続的に発展させるために、その根基となる軽金属の教育・研究の基盤を幅広く安定的に再構築・強化することが求められている。そこで当会は、将来に向けて発展の期待できる軽金属の研究に対して、大学等横断的に、意欲的な計画をもって挑戦しようとする研究に資金を交付する。
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応募資格
日本の大学、短期大学、工業高等専門学校または公的研究機関に所属する教職員又はそれに準ずる者
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交付対象
中心的研究課題に対して研究手法の異なる複数のグループの協力関係により、単一のグループでは不可能な横断的成果を公表でき、将来に向けて軽金属に関する高度な教育・研究基盤を確立することのできる研究者集団を助成対象とする。
原則、異なる研究機関の3グループが望ましく、それ以外のグループで構成されるときは理由を付すこと。また、研究代表者、グループ構成者の年齢は問わない。但し、研究代表者は過去に採択された当該研究の研究代表者ではないこと。また、研究構成者は複数の応募には参加はできない。
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募集課題
軽金属(主としてアルミニウム、あるいはマグネシウムやチタン等を主成分とする金属材料)に関する分野とする。(当会はアルミニウムに関する助成を主軸に据えている。)その内容としては先端鋳造技術、ナノ・メゾ組織制御と機能最適化、圧延・加工・熱処理技術、粉末冶金技術、リサイクル技術等々が期待される。
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研究期間
原則として2年
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採用件数
若干数
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助成金額
原則 2,400万円(単年度1,200万円以内)
なお、1年経過後の7~8月に実施予定であるヒヤリング・意見交換の結果に基づき、研究深化・加速資金(600万円限度)を追加支援交付することがある。
なお、グループ構成者が所属する機関の間接経費・一般経費は助成の対象にならない。又、本助成金はグループ構成者に交付するが、原則として所属する機関に経理を委任し、配分並びに経理報告は研究代表者から受けるものとする。
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申込方法
1. 申込者 | 研究代表者 |
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2. 申込 | 当会助成申請受付フォームより申し込む。 詳しい申込方法はこちら。
統合的先端研究 申込書見本 PDF形式 [433KB]
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3. 申込期間 | 2023年5月1日~6月30日(期限厳守のこと) |
4. 決定通知時期 |
2023年9月頃 |
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選考
当会の選考委員会によって選考を行い、理事会において決定する。
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贈呈式
2023年度
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研究報告
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研究期間終了次第、研究成果報告書を作成し、当会へ提出するものとする。研究成果報告書には、査読を要する権威ある学協会等の機関誌(軽金属に関する学協会が望ましい)あるいは権威ある国際学術誌等に公表した論文を添付すること。報告書は、電子データで提出する。
(当該報告書は、後日当会によって印刷の上、関係者へ配布する。また、当会HPに公開する。) - 当会の主催する成果発表会において、本研究成果を発表する。